大福堂 HaT2

アプリケーションの操作説明

 目 次 
 はじめに 
 インストール 
 アプリの説明
< MidiOutNumDevs >
< Equal Line >
< Harmony Line >
< Erase Line >
< Key >
< Transposition >
< Range >
< Sound >
< マウス >
< L button >
< M button >
< R button >
< Key Note >
< Volume >
< Pitch >
< Note off >
< 同じ音に複数の線 >
 使い方の例 
 トラブル対応 
クリックすると拡大画面が開きます < MidiOutNumDevs >
 ミディ出力装置数を表示します。
"MidiOutNumDevs = 0" のときは、ミディ音が鳴りません。
クリックすると拡大画面が開きます < Equal Line >
 "Equal Line" ボタンをクリックすると、ピクチャーボックスに 平均律の音程を白/黒の縦線 で表示します。
 
ピアノの 白鍵と黒鍵 のイメージです。
 
ピクチャーボックスの上に、横方向の位置が表示されます。
ピクチャーボックスの下に、音階が表示されます。
クリックすると拡大画面が開きます < Harmony Line >
 "Harmony Line" ボタンをクリックすると、ピクチャーボックスに主音と 協和する音程を赤/緑/青の縦線 で表示します。
 
の縦線は 2倍音 のグループです。
の縦線は 3倍音 のグループです。
の縦線は 5倍音 のグループです。
赤/緑/青の同じ色同士は、互いに協和しやすい音程です。
 
黄色は、赤と緑の 両方と協和しやすい音程です。
水色は、緑と青の 両方と協和しやすい音程です。
 
さらにクリックすると、赤/緑/青 → 赤(2倍音) → 緑(3倍音) → 青(5倍音) → 赤/緑/青 と移っていきます。
クリックすると拡大画面が開きます < Erase Line >
 "Erase Line" ボタンをクリックすると、"Equal Line" と "Harmony Line" で表示された 縦線を消します
クリックすると拡大画面が開きます < Key >
 "Key"リスト・ボックスの調をクリックすると、主音 を決めることができます。
 
 主音と 和音のそれぞれの音程が 互いに単純な比率 で表せるときに、協和音 になります。
 

< 移調楽器の調の見方 >

たとえば クラリネットやトランペットの場合は 以下のような順番で見てください。
B♭管 (※1) ⇒ 長調の曲 (※2) ⇒ 楽譜の左端に♯が2個 (※3) ⇒ in C (※4)
楽器 ⇒C管F管B♭管 (※1)E♭管3Dバンド・ブック
のページ数
長調/短調MajminMajminMaj (※2)minMajminMajmin
in A♯3♯4♯1♯5♯2♭6,♯6♯32819
in B♭♭2♭5♭1♭4♭3♯1♭21021
in B♯5♯2♭6,♯6♯3♭5♯4♭4♯527
in C (※4)♭3♯1♭2♯2 (※3)♭1♯31813
in D♭♭5♯4♭4♯5♭3♭6,♯6♭2♭520
in D♯2♭1♯3♯4♯1♯5♯22615
in E♭♭3♭6,♯6♭2♭5♭1♭4♭31223
in E♯4♯1♯5♯2♭6,♯6♯3♭5♯425
in F♭1♭4♭3♯1♭2♯2♭11417
in G♭♭6,♯6♯3♭5♯4♭4♯5♭3♭6,♯62229
in G♯1♭2♯2♭1♯3♯4♯12411
in A♭♭4♯5♭3♭6,♯6♭2♭5♭1♭416
 
 
クリックすると拡大画面が開きます < Transposition >
 移調楽器 のための機能です。
 
"Transposition"リスト・ボックスの調をクリックすると、ピクチャーボックスの下の 音階表示(Do, Re, Mi, ・・・)が変わります。
 
実際に鳴る音は変わりません。
クリックすると拡大画面が開きます < Range >
 "Range"リスト・ボックスの項目をクリックすると、マウスのボタンと"Key Note"ボタンで鳴る 音域 が変わります。
項目の上下で1オクターブづつ変わります。
 
ピクチャーボックスの左端と右端で2オクターブになっていますので、半分づつシフトする感じです。
 
すでに鳴っている音は影響されません。
クリックすると拡大画面が開きます < Sound >
"Sound"リスト・ボックスの項目をクリックすると、マウスのボタンと"Key Note"ボタンで鳴る 音色 が変わります。
 
すでに鳴っている音は、影響されません。
クリックすると拡大画面が開きます < マウス >
 ピクチャーボックス内でマウスを動かすと、"mouse X" に横方向の位置(音程)を表示します。
 
マウスをクリックしたままで動かすと(ドラッグすると)音が変わります。
動かす方向により、上下で音量左右で音程 が変わります。
 
マウス・ボタンを上げると、鳴っている音を示す位置に色の付いた「+」マークが表示されます。
クリックすると拡大画面が開きます < L button >
< M button >
< R button >
 3ボタン・マウス の各ボタンに対応しています。
パソコンのマウスが 2ボタン・マウスの場合は "M button" は使えません。
 
画面に「+」マークが付くと、対応するコントロールが有効になり、「+」マークと同じ色が付きます。
右側の三角形をクリックすると「+」マークが動き、音程が少しずつ変わります。
数字を直接入力することもできます。
 
クリックすると拡大画面が開きます < Key Note >
"Key Note"ボタンをクリックすると、調の主音 が鳴ります。
もう一度クリックすると、止まります。
< Volume >
"Volume"バーのツマミをドラッグするか、ツマミの左右をクリックすると、"Key Note"の音量 が変わります。
クリックすると拡大画面が開きます < Pitch >
"442" ボタンをクリックすると、ピッチが A=442Hz になります。
"440" ボタンをクリックすると、ピッチが A=440Hz に戻ります。
クリックすると拡大画面が開きます < Note off >
 "Note off"ボタンをクリックすると、マウス・ボタンと "Key Note"の 音が止まります
 
パソコンのキーボードで [Esc] のボタンを押しても、音が止まります。

< 周波数の比率 >

完全8度Octave2:1音程のグループ
長7度M715:8Red:2倍音
短7度m79:5Blue:5倍音
m716:9Green:3倍音
m77:4 
長6度M65:3 
短6度m68:5 
完全5度P53:2 
増4度A417:12Yellow = Red + Green
A47:5 
完全4度P44:3 
長3度M35:4 
短3度m36:5 
大全音M29:8 
小全音M210:9 
半音m216:15Cyan = Green + Blue
主音Key 
 
クリックすると拡大画面が開きます < 同じ音に複数の線 >
 1つの音に2本以上の縦線があるのは、主音と協和する音程が複数ある という意味です。
 
 たとえば、Re の音について2つの音程があります。
So-Si-Re の和音の Re は、赤の音程のときに協和します。
Re-Fa-La の和音の Re は、緑の音程のときに協和します。